「鳴門秘帖」最終回感想☆~周馬の行方~
そうなんです!
最終回いよいよ迎えてたんです!
当日はプレミアムフライザーすぎてゆっくり味わう余韻もなく・・・やっと感想をひとつひとつ・・。
で、私‥最終回は観るのが嫌だったんですね~。
ものすごく残酷なラストシーンが用意されてるんじゃないかとかちょっと勝手に何パターンか想像しちゃって。観る前に拝んで覚悟して観ました(笑)
なんか真治君が斬られるの(役でも)観るのちょっとやだなって。
なぜかす~っごく今回思って。でも仕方ないって覚悟して観たんですね・・。
時代劇に出てほしいのに斬られてはほしくない・・っていうすごい矛盾抱えてますけど(笑)
でも最終回!周馬かっこいいシーンがいっぱい手に入って嬉しかった~!
あのね。一番好きだったのが孫兵衛と朝帰りの武家屋敷前で出会うシーン。
杖ついて歩いてるんですけど(さっきまで忍者姿で飛びまくってたのに😊)
「懐のものを置いていけ」って言われて
周馬、杖を肩にまわして
「いやだ」っていうとこ!!
もうかっこいいのなんのって。
きゃあきゃあ騒いでしまいました。
杖っていうより、不良の高校生が決闘するときの棒きれみたいで(笑)
脚怪我してんのに自信満々に向こう見ずなアウトローみたいで(笑)
いちいち所作がかっこいいんだよね(笑)一瞬悪役じゃなくなっちゃうんだけど(笑)
原作でも卑怯でけっしてカッコいい役ではないらしいんですけど・・。
そのもともとのニュアンスと今回のドラマの周馬の演出。
違うと思うんですよね。。
あくまで真治君・・・めっちゃかっこよく演じてるな~って。
本人は自分が悪者だとはまったく思ってない堂々とした立ち位置っていうのが
すごくかっこいいんですよね。信念がある。
真治君が演じる悪役ってそういうとこあるなあ~って。
って・・・もともとかっこいいからずるい所業しててもカッコよくなっちゃうんでしょうか(笑)
孫兵衛と対峙するとこ、決闘感あって・・わくわくしました!
所作だけじゃなくて・・・骨ある台詞もよくってね。
「公儀隠密!」ってあの昔からの時代劇にあるキメセリフ!
また言い方かっこよくて・・柳生十兵衛かと・・。
甲賀を背負いたいっていう夢のためなら小銭などいらねえ~
お上が弦の丞にも同じ依頼してて、自分は一つの駒にされてるの知りながらも、それすら逆手にとって「俺が手柄をあげてやる!公儀に信頼されて甲賀再興させてやる!」
っていう周馬の大志・・・普通にかっこいい。
男の野望・・かっけ~!って思えちゃいましたからね~。
でその言葉が孫兵衛の気持ちを変える。
道を譲るだけではなくその後の生き方まで変える。
安穏な生活より・・・最終的に弦の丞と闘うこと選ぶっていう・・。
周馬が孫兵衛の生き方変えたんだな~って。
ラストの孫兵衛と弦の丞の決闘に繋がる、周馬のカッコイイ見せ場だったなあ~って。
って・・・。
もうなんかどっちが悪役なのかわかんなくなっちゃってますよね(笑)
孫兵衛にはお綱と幸せになってほしかったし
周馬には甲賀取り仕切って再興させてほしかったし。
だって千絵ちゃんと弦の丞は鳴門秘帖いらないんだもん。
最期は呑気にお遍路行っちゃうんだもん(笑)
命賭けてほしがってる孫兵衛と周馬に、お綱と甲賀あげてからお遍路行きなよ~
って思っちゃった(笑)
その方はお綱幸せになるし、甲賀は繁栄するだろうにって。
って違うか(笑)
って原作読んでないから本来の物語はどういう読後感なのかわからないのですけど。
ドラマだけ観てたら・・・めっちゃ最後の最後まで悪役側応援しちゃいました。
で撃たれるシーンなんですけど。
手裏剣と拳銃じゃあしょうがない(笑)ってとこあるんですけど。
ナイフ奪って首元あてるとこ・・・ちょっとフライザー思い出しちゃった。なんかちょっとエロい。撃たれてもなお・・ぎりぎりまで周馬らしくて。
でも海のキラキラが綺麗だと・・・つい私は「君の手がささやいている」思い出すんです。
「千絵!」が「みえちゃん!」に聴こえてしまうっていう。
「ちえちゃん(みえちゃん)撃たないで・・・」
一瞬大変紛らわしい感情が沸き上がり・・綺麗な海辺が周馬のラストでとっても困ったんですけどね(笑)海がキラキラすぎて・・・もう少し暗い海の色がよかったなあ~って。
でも撃たれて倒れてのアップで。。また時代劇あるある台詞周馬が言うんです。
「七代のちまで祟ってやる」
エロエムエッセイ・・・。(ってある年代から上の人にしか通じませんね)
ほんと魔界転生やればいいのに。
ええ・・ずっと思ってましたよ。天草四郎。適役だと。。
あとは八つ墓村。。あの夏八木勲さんが演じた尼子の残党・・・って(もういい加減しつこいですね😊)
目元赤くシャドウ塗ってあったのか。。まあ魔界感あふれる素晴らしい周馬のデスマスクで・・・。
これはね、ぜったいフラグだったと思ったんです。
周馬の怨念、炎となって立ち上がり黒鳥となって京の都にまた舞い戻り、
幕末の争乱を起こすっていう。
そんな怨霊周馬がラストシーンに現れると信じて・・・ぎりぎりまで正座で待っちゃった(笑)
もうぜんぜんドラマの本筋から私の思考がはずれてますね(笑)
でもだって周馬カッコよかった!
あのね。悪役シリーズ。ってだんだん深まっていくと思ってるんですよ。
4、5年前、深夜ドラマの「ハニートラップ」でみせた中国マフィアの天音役がめっちゃカッコよくて。その時思ったんですよ。
いろんな神話や、寓話、物語の中に形を変えてあらわれる、それこそサタンのように。天音というキャラクターが、映像の中に、何度でもあらわれる悪としてずっとドラマや映画の中に、君臨して居続けてほしいと。
この世の物語のすべての悪があなたに繋がっているそんな次元なキャラクターとして君臨してほしい。
そっからの去年のコードネームミラージュの鯨岡が至高だったから。。
ああ・・・やっぱり真治の悪は死なないなって!!
忍者も深めてほしいんですよね。
めっちゃかっこいいドラマの中にまた周馬生まれ変わって戻ってきてほしいって。
また悪役シリーズ忍者編も続きを楽しみにしています!!!
ええ!死んでない!!!
七代生まれ変わって祟ってください!悶絶苦しみながら待ってます(笑)
というわけで・・・周馬の行方も今後も楽しみにしています。
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