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2014年7月22日 (火)

「カッコーの巣の上で」7月21日マチネ感想

3回目!観てきました。
なんか、また、違う感覚で感動しました。
真治君がいないって思いました。スウィーニーの時も、トビーの動きがまるで真治君じゃなくて、姿勢とか動作とか、足の悪い虐げられてきた少年の動きそのものだったけど。大人であるハーデイングを演じていても、それと同じレベルで、細かい動き、手の先、足の角度まで、真治君じゃないんだって、感じました。台詞回しや表情もだけど、なんていうか動きそのものに、ハーディングっていう人を感じさせてくれて・・・・この人について、また考えてしまうような・・・。なんかそんな時間でした。
考えてみれば、いつもそうなんですよね。つい、自然で、だから憑依型とかいわれちゃうこともあるけど、ものすごく緻密なお芝居なんですよね・・・。って、今更、そんなことって・・・呆れられちゃうかもしれないけど(笑)
ロックロールの時、どうだったけ・・・ってちょっと今思い直していて。あの時は、ものすごい莫大な難しい専門的な台詞を話しているヤンに、かっこいいヤンに夢中になったんだけど。その時は、私、どこかに真治君を重ねていて・・・やっぱりかっこいい真治君に似た動きとか話し方を探していて、ヤンを演じている真治君に恋をしていたような気がして。素直な心の明るい人を演じていたし・・・どこか楽観的な理想を掲げて・・・音楽があれば希望を失わない人・・・人を信じられる人。。。で、どこか長い台詞言ってるだけで、それだけで凄いって思っちゃってて(って、超失礼なんですけど)
ハーディングは、なんかもう、あの時よりも、台詞を言っているっていう感じがどこにもまるでしなくて。ハーデイングが喋っているんですよね。
で、この人のことも、やはり、好きですね。生来の気質を、教育や理性で押さえて生きてきただろうこの人の、だからこその思慮深さや、だからこその優しさや、優しさからの優柔不断や・・・そういう人物の痛みみたいなものも迫ってきて。憧れ・・・っていうのは、ないのだけど。
「ありのままでない」この人の心の歌を、真治君がお芝居の中で歌ってあげてるような気がして・・・。それは、ありのままで生きていけない現代の私達の歌でもあるような気がして。

って、ネタバレになっちゃいそうなので、以下、ネタバレです。


ネタバレ



ネタバレ



ネタバレ



お友達も初日より「乙女度」が増してるって、しきりに言っていたので、どうかな?って思ってみたこともあって、その乙女度に着目して観てました。でも、よくある「おねえ風」ではないっていうか・・・。いかにもではないんですよね。
ハーデイングは、落ち着いてる時は、人よりも足を大きく開いて、話し方も男らしさみたいなものを感じさせる堂々とした話し方・・・なるべく雄々しさを強調した動きとか話し方をしているような気がするんだけど、動揺したり、ふと気を抜いたときの動きが、女性なんですよね。上品な美人の動き・・・。それもしらじらしくはなく、いかにもではなく、男っぽい動きの流れの中にすっと入ってくるの。すっと消えるの。役本人が気が付いてない動作とか癖を芝居で出すって、なんかすごいなって思うんですけど。あまりに自然な流れでその動作とか口調が混じるから、「武田真治」って、そういう人だって、観る人思っちゃうんじゃないかって、ちょっと心配になりました(笑)そのまま真治君のクセになっちゃったらどうしようって(笑)
グループセラピーのお芝居、やっぱり凄かったです。なんか泣きそうになりました。この前と違うとこでやっぱり歌っていたけど、普段理性を保っている人が、一番突かれたくないところを突かれて、抑えきれず、感情を爆発させて・・・そんな姿に、こちらも動揺してしまうっていうか・・・。やっぱり昏睡手前みたいな感じで・・・歌うのが少女のようで。でも、一瞬後、煙草で落ち着くその動作は、もう、立派な紳士で。本性が現れ立ち消えたりするお芝居に、目が離せなかったです。役者だなあ~って。改めて。目が離せないです。

そんな中あのバスケのシーン。ほっとできる時間ですね。部活男子に萌える感覚(笑)・・・ってでもあのシーン、私、喜んでる自分が自分でおかしくなっちゃって。大人ボーイズ達の生足ずらっと並ぶんだもん(笑)なんか、変なとこで笑っちゃった(笑)小栗君がバスローブまとうのより、下着になるより、生足ずらっで、なんかどうしていいんだかになるっていうのは、なぜ(笑)?普段、けっこう見慣れてるんですけどね。うちのボーイズたちで(笑)・・・なにかが違うっていうか(笑)喜んでる自分に笑っちゃった(笑)照れながらもやっぱ真治君の膝の上の筋肉の付き方きになっちゃって凝視してたり(って、違うか)
このシーン好きです。重たいお芝居の中、ほっとできて。お稽古も楽しそう。バスケットボールダイアリーズ真治君でみたかったんだっていうの、思い出したり。ちょっとお茶目な少年だけど。お腹のボール、バンって叩かれるの、どんどん強めになっている気がしました(笑)真治君、ちょっと痛そうだった(笑)あと腹筋みえました(笑)美しいシーンっていうか、楽しいシーンとして昨日は受け取っちゃった。ほっとするひと時ですね。ハーデイングのボール占有率が高いのも嬉しいです。

後半のきつい展開。驚くとき乙女も混じるんだけど、のちに獲得していった判断力みたいなものは、やっぱりリーダーシップがあって、かっこいい紳士で。老獪な神父になるハーデイングは父親のようだったり、部屋の隅から若き恋人たちを見守る瞳は優しい母親のようだったり、ほんとうに複雑な人だけど。

でもラスト、小栗マクマフイーの登場によって、あきらかに一回り大きくなった人間ハーディングを感じさせてくれて。やっぱりラストにカタルシス感じさせてくれて。見応えありました。

あとね、ひげにメガネで、美しい瞳はメガネで隠してるんだけど・・・(おでことか顔のシルエットの美しさに・・・やっぱり超ハンサムな人なんですけどね)。ふと涙をぬぐう時、興奮してメガネ外すときの、瞳の美しさにはやっぱりはっとします。自らの美貌や優雅な肉体を極力隠して、ハーデイングになりきってる真治君に、もう、めっちゃ失礼なんですけど、はずすタイミング大目なほうが・・・やっぱり舞台下は喜んでしまってると思います(笑)メガネもっとはずしてほしい(爆)あ・・・独り言です(笑)
カーテンコール、拍手浴びて笑顔の真治君。はけるときふと振り向いて、小栗マクマフイーを通せんぼみたいな仕草、二人でふざけて入っていくのはお約束?重たい舞台の帰り道、真治君にもどってほっとさせてくれる瞬間、やっぱり幸せな気持ちになれました。

ソワレもみればよかったなって、ちょっと。なんだか思ってしまった帰り道です。なにかまたお芝居違ったのかなって。あ・・・自伝のちらしが入ってたんです!あれが嬉しくって。。。
これから観劇の方、入口でもらえるチラシの中に、真治君の単行本「優雅な肉体が最高の復讐である」の発売告知、かっこいいチラシ入ってます!チラシの小さな紹介文さえ、すっごく興味惹かれる内容です。発売日もきまって、イベントもきまって。ここでも、また紹介していきますね。

舞台もまた観に行きます!って、次はすぐなんです。楽しみです。この夏の真治君の挑戦を忘れないように。一回一回大事に、目に心に、焼き付けてこようと思います。

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