小説 エリザベート
エリザベートで妄想してると、つい二次元的な楽しみないかな~って、例えばトート別ストーリーみたいな同人誌とかあったら、読んでみちゃうな~なんて、ちらっと思っていたりしてて・・・二次元的なもの・・・そういえば小説、しかも演出家小池さん自身が書いたものがあったんだっけ~って、思い出しました。最初の頃、そういえば読んでみようかなって思ったのだけど・・・試験受ける前に、答え見ちゃうような、なんかスッキリしない感じを受けて、我慢。そのまま、忘れてたの。
でも、やっぱ、ちょっと、読んでみようって思って、読みました。
![]() |
エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド) (角川文庫) 著者:ミヒャエル クンツェ,小池 修一郎 |
で、感想。。。
なにこれ…武田君にあてがき~?
出だしのトートの風貌の記述、ちょっと引用してみます、
・・・・長い睫毛に縁取られて、どんなサファイアよりも深く透明な青い瞳が象嵌されていた。蒼白だが艶やかな肌は、ゆるやかなカーブを描いて、男とも女ともつかぬ柔らかいが引き締まったマスクを象る。この世のどんな彫像や絵画も表したことのない、完璧なまでの美しさと、何ものも近寄ることを許されぬ非情なまでの拒絶が同居している・・・
ひゃあ~![]()
すでに、ここだけで、テンションあがっちゃうんですが・・・(笑)
小説だから、トートやシシイの心情まで、言葉で細かく描写してあって・・・読んでいて・・・・私は・・・ひじょうに、ひじょうに・・・・・照れた。
どの登場人物も、(ルドルフや、エルマーさえ)、トートをはじめてみたとき、その美しさを、この世ではじめてみた美しさみたいに表現していて。。。
これ、96年に出版されてるみたいなんですが・・・(小池さん身毒丸観にいった年ですよね)
こんなに、美しい、美しいって、書いておいて・・・
その後、武田君に、「トートッぽい」って、熱烈にオファーしちゃうなんて・・・・![]()
恋に落ちる心情とか・・・嫉妬する気持ちとか・・・事細かに描写してあるんですよ。読みながら、照れる照れる![]()
っで、小説のトートは、やはり人間の少女に恋をしてしまった苦しさに、やっぱり焼かれそうになっていて・・・・。・・・・小池さんの頭の中にあるトートは、武田トートの表現するものにより近いものなんだな~って、確信しちゃいました。
舞台にない妄想も楽しませてくれますね。翼をつけた黒鳥として現れ、シシイを空へと連れ去ったり・・・。鏡の中に影のようにいたり・・・。小説のトートも、帝王の威圧感というより・・・もっと軽やかな、潜んでるような・・・そして割れたガラスが心にいっぱい刺さってるような痛み・・・・雷のようなエネルギー・・・。そんなものを感じます。この繊細な尖った感じ、武田トートは舞台上で表現できてるように思うから・・・小池さんは、してやったりって感じなんじゃあ。。。
ひとつびっくりしたのは、ラストの歌詞が違うってこと。
私に・・・俺が・・・の自己主張じゃないのね。もっと、甘~いラスト。小説が書かれたのは、もう10年以上前だから、小池さんの頭の中にある、トート像もエリザ像も、変わってきてるのかもしれませんね。
これはね。舞台を観る前には、読んでほしくない本ですね。
武田トートの表現するところは、もうすでにこの本に書かれたトートを超えたところに行ってるように思うし。。。でも、最後のダンスの部分とかの描写を読んで・・・武田トートのあの感じは、こうだよな~って、にたにたしちゃった。
何度も観劇後に・・・読んでみるのは、すごく面白いと思うので、お勧めします。
って、とっくに皆、読んでるかもね~。ていうか、劇場にも置いてあったんだろうな~
| 固定リンク


コメント
うひょ~☆私もそそられました(笑)
読んで妄想しちゃって又新しい観点で楽日を楽しんで来ます!
投稿: おじゃ | 2009年1月15日 (木) 13時30分
舞台の始る前に読みました。トートの描写はそのまま真治君だと思いました。一回しか読んでいませんので、もう一度読み返そうかしら。
投稿: アキ | 2009年1月15日 (木) 16時51分
お勧めです!
私も…読んだ後、もう一度観たかったぁ~(ToT)
投稿: rein | 2009年1月17日 (土) 10時14分
reinさんは宝塚のエリザベートは観た事ありますか?
日本ではどうしても宝塚が初演なのでこれは外せません!
小池先生が潤色・演出された物ですね。
私は、今めちゃめちゃ真治ファンになって、いっぱいエリザ公演も観て、それでもエリザに関しては宝塚が好きなのですよ。
それに、できれば宝塚盤演出エリザを真治君で東宝で演じて欲しい!何故かというと、「トートが主役」だから!
カフェもミルクも私だけにですら〆はトートなのです(凄い)
トート主演のエリザを真治君で見たい・・・(うざい書き込み失礼しました)
投稿: ぴか | 2009年1月19日 (月) 09時42分
ぴかさん
全然、うざくないですよ


宝塚版は、観たことがないんです
この本は、宝塚の初演に向けて書かれたものなんですね。ラストも、まったく違うな~って・・・。そこにびっくりしたのですが・・・宝塚版では、この感じなのかな。
今度、チャレンジしてみようかな~。。
トート主演って響きが、すでに魅力的
投稿: rein | 2009年1月19日 (月) 10時40分
なかなか見るきっかけないですものね(汗)
真治君つながりでいくと、スーパーライブで見覚えのある、姿月あさと(トート)現エリザ朝海ひかる(ルドルフ)の二人が出演している、宙(そら)組バージョンがなじみやすいかと思われます。
私は、2001年の梅田東宝版エリザを観て、本当にガックリきてもう東宝エリザは観ない・・・と思っていたんですよ。
それなのに、宝塚盤が好きな自分がこれだけ劇場に通っているのは、真治トートのせい、これのみですね。思いっきりはまってるよ~~
私のほうこそこの本を読みたくなりました(読んでないんかい!と、乗り突っ込み!)
投稿: ぴか | 2009年1月19日 (月) 11時05分
宝塚は、DVDもあって、昔のもチェックできるのですね。
朝海さんがルドルフで、姿月さんがトートってことは・・・あの二人で、闇広あったんですね~。なにか不思議。。。
今年は、エリザ公演もあるんですよね。。。一度、チェックしてみなくちゃとは、思ってます。
投稿: rein | 2009年1月20日 (火) 13時19分